2026.09.16
住宅ローンはいくらまで借りていい?「借りられる額」と「返せる額」の違い
お金のこと
住宅ローンはいくらまで借りていい?「借りられる額」と「返せる額」の違い
注文住宅を考え始めると、まず気になるのが「自分たちは、いくらまで住宅ローンを借りられるのだろう?」ということ。
金融機関の住宅ローン審査では、年収や勤務先、他の借入状況などから借入可能額が算出されます。
しかし、ここで知っておきたいのが、
「借りられる額」と「無理なく返せる額」は、同じではない
ということです。
住宅ローンは長期間にわたって返済していくもの。今回は、注文住宅を建てる前に知っておきたい住宅ローンと予算の考え方をご紹介します。
「借りられる額」とは?
「借りられる額」とは、金融機関が審査によって「この金額までなら融資できる」と判断する金額です。
主に年収や年齢、勤務状況、現在の借入、返済期間など、さまざまな条件から判断されます。
ただし、住宅ローン審査に通ったからといって、その金額いっぱいまで借りることが家計にとって最適とは限りません。
大切なのは「いくら借りられるか」だけではなく、「毎月いくらなら無理なく返していけるか」です。
「返せる額」は家庭によって違う
同じ年収の家庭でも、毎月無理なく住宅ローンに充てられる金額は違います。
たとえば、
- 子どもの教育費
- 車の購入・維持費
- 旅行や趣味に使いたいお金
- 将来の貯蓄
- 老後資金
- 住宅購入後の固定資産税やメンテナンス費
など、これから必要になるお金は家庭によってさまざまです。
だからこそ、年収だけを基準に住宅予算を決めるのではなく、「家を建てた後、どんな暮らしをしたいか」まで考えることが重要です。
月々の返済額だけで判断しない
住宅ローンを検討するとき、「今の家賃と同じくらいなら大丈夫」と考える方も多いかもしれません。
しかし、持ち家になると住宅ローン以外にも費用がかかります。
固定資産税や火災・地震保険、将来の修繕や設備交換なども考えておく必要があります。
さらに変動金利を選択する場合には、将来の金利上昇によって返済額や総返済額が変わる可能性もあります。
「今払えるか」だけではなく、「10年後、20年後も無理なく払えるか」という視点を持つことが大切です。
注文住宅は「総予算」から考える
注文住宅の予算というと、「土地代+建物代」をイメージしがちです。
しかし実際には、
土地代+建物本体工事+付帯工事+外構工事+設計関連費用+各種諸費用
など、さまざまな費用が必要になります。
土地と建物に予算を使い切ってしまうと、後から必要な費用がわかり、予算オーバーになってしまうことも。
そのため、最初に「住宅ローンはいくら借りられるか」を考えるのではなく、
自己資金と無理なく返せる住宅ローンから、家づくり全体に使える総予算を考える
という順番がおすすめです。
予算を抑える=家を妥協する、ではありません
予算には限りがあります。
だからといって、すべてを諦める必要はありません。
「広いLDKがほしい」
「明るい家にしたい」
「耐震性能は妥協したくない」
「家事動線を良くしたい」
家族によって、家づくりで大切にしたいことは違います。
希望に優先順位をつけ、お金をかけるところと抑えるところを設計段階から整理することも、注文住宅だからできる家づくりです。

大切なのは「いくら借りられるか」より「どんな暮らしをしたいか」
住宅ローンは、家を建てるためだけのお金ではありません。
その後の家族の暮らしにも長く関わっていくものです。
金融機関から提示された「借りられる額」をそのまま住宅予算にするのではなく、教育費や将来の生活、家を維持する費用まで含めて、
無理なく返せる額から家づくりを考えることが大切です。
サクラ工研では、建物のご相談だけでなく、土地と建物、諸費用を含めた家づくり全体の予算を考えながら、ご希望に合わせた住まいをご提案しています。
「自分たちの予算で、どんな家が建てられる?」
家づくりを考え始めた段階から、お気軽にご相談ください。
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