2026.09.29
新築でベランダを作らない家が増えている?後悔しないための考え方
家を建てる前

乾燥機の普及や外観へのこだわりから、ベランダを設けない住まいも選ばれています。
新築の家づくりでは、ベランダを「あえて作らない」という選択肢が注目されています。
乾燥機や室内干しを活用する家庭が増えたことに加え、すっきりとした外観を好む方が
いることも背景のひとつです。
一方で、ベランダは洗濯物を干すだけの場所ではありません。布団を干したり、
植物を育てたり、外の空気を感じたりと、暮らしの中で役立つ場面があります。
大切なのは、流行に合わせて決めることではなく、ご家族の生活に合っているかを考えること。
今回は、ベランダを作らないメリットと、計画時に確認しておきたいポイントをご紹介します。

ベランダを作らないメリット
外観をすっきりとまとめやすい
ベランダがないと、外壁の凹凸を抑えたシンプルな外観を計画しやすくなります。窓や外壁の素材、軒の出、
植栽などを生かして、建物全体の印象を整えられるのも魅力です。
防水や排水まわりのメンテナンスを減らせる
ベランダは屋外にあるため、床の防水や排水口の点検・清掃が必要です。ベランダを設けないことで、
その部分の点検や将来のメンテナンスについて考える負担を抑えやすくなります。
洗濯の動線を室内で完結させやすい
乾燥機や室内干しを中心にする場合、洗濯・乾燥・収納の場所を近くにまとめると、
洗濯物を持って外へ出る手間を減らせます。天候や花粉を気にせず洗濯しやすいことも、室内干しの利点です。
ベランダがないと困ることは?
ベランダを作らない場合は、洗濯物や布団をどこで干すかをあらかじめ決めておきましょう。
乾燥機にかけにくい衣類が多いご家庭や、外干しの仕上がりを好む方は、室内干しスペースだけで足りるか確認が必要です。
また、ベランダで植物を育てたい、外の空気を感じられる場所がほしい、少し外に出られる場所を確保したいという希望が
ある場合は、その用途を別の形で実現できるか検討してみましょう。庭や屋上、軒下のスペースなど、敷地や間取りに合わせた方法があります。
ベランダなしの家で、設計時に考えておきたいこと
室内干しスペースと換気
洗面室やランドリールーム、日当たりのよい室内など、洗濯物を干す場所を具体的に決めます。
干す量に対して十分な広さがあるか、家事動線を妨げないか、換気や除湿の方法も合わせて検討すると安心です。
乾燥機に頼る範囲
乾燥機を導入する場合は、設置場所や機器のサイズ、使い方を確認します。すべての衣類を乾燥機にかけるとは限らないため、
乾燥機にかけない衣類やタオルを干す場所も考えておきましょう。
布団や大きな洗濯物の干し方
布団を外に干したい方は、ベランダ以外の方法が必要です。布団乾燥機を使うのか、室内に干せる場所を設けるのかなど、
ご家族の習慣に合わせて決めておきましょう。
「作らない」と決める前に、暮らし方を整理しましょう
ベランダを作らないことは、必ずしも不便につながるわけではありません。乾燥機や室内干しを上手に取り入れれば、
洗濯動線を短くでき、外観やメンテナンスの面でも希望に合う住まいを計画できます。
ただし、ベランダをなくすなら、洗濯物や布団、植物、外で過ごす場所をどうするかまで考えておくことが大切です。
今の習慣だけでなく、家族構成や年齢の変化も思い浮かべながら、必要な機能を間取りに取り入れましょう。
ベランダを作るかどうか迷ったときは、まずご家族の洗濯の仕方や、外でどんな時間を過ごしたいかを整理してみてください。
暮らしに合った選択を、設計段階から一緒に考えていきましょう。
立て替えや新築をお考えなら、ぜひご相談ください。
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