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2026.09.09

土地と建物だけではない!注文住宅の「本当の総予算」とは?

お金のこと

土地と建物だけではない!注文住宅の「本当の総予算」とは?

注文住宅を考え始めたとき、まず気になるのが「いくらあれば家を建てられるのか」ということではないでしょうか。
土地が○○万円、建物が○○万円だから、合計はこのくらい——。そう考えがちですが、実際の家づくりでは、土地代と建物本体価格以外にも
さまざまな費用がかかります。
特に世田谷のように、古家付きの土地や細い道路に面した土地、変形地や高低差のある土地も多い地域では、土地の条件によって必要な工事や
費用が大きく変わることがあります。
今回は、注文住宅を建てる前に知っておきたい「本当の総予算」について、分かりやすく解説します。

 

「本当の総予算」とは?

家づくりに必要な総予算は、次のように考えます。
土地代+土地購入にかかる諸費用+建物工事費+付帯工事費+各種諸費用+入居に必要な費用=本当の総予算
土地代と建物本体価格だけで資金計画を立ててしまうと、家づくりが進んでから想定外の費用が加わり、予算を超えてしまうことがあります。
大切なのは、「土地はいくらか」「建物はいくらか」を別々に考えるのではなく、入居するまでに必要な費用を最初から一つの予算として捉えることです。

1、土地を購入するときにかかる費用

土地を購入する際には、土地そのものの価格以外にも、次のような費用がかかります。

  • 不動産会社への仲介手数料
  • 売買契約書の印紙代
  • 所有権移転などの登記費用
  • 司法書士への報酬
  • 住宅ローンの事務手数料や保証料
  • 固定資産税などの精算金
  • 不動産取得税

土地の価格が予算内であっても、これらの諸費用まで含めると、当初の想定より支出が増えることがあります。
また、土地を先に購入してから建物代金を支払う場合には、つなぎ融資や分割融資が必要になることもあります。借入額だけでなく、支払いの時期や融資方法まで
確認しておくことが大切です。

2、建物本体価格に含まれないことがある費用

建物の広告や見積書に記載されている「本体工事価格」が、住める状態までのすべてを含んでいるとは限りません。
会社によって見積もりに含まれる範囲が異なるため、金額だけで比較せず、「何が含まれていて、何が別途必要なのか」を確認する必要があります。
建物本体以外には、主に次のような費用があります。

  • 設計料
  • 建築確認などの申請費用
  • 構造計算や各種検査の費用
  • 地盤調査・地盤改良費
  • 給排水・ガス・電気の引き込み工事
  • 照明・エアコン・カーテン工事
  • 門扉、塀、駐車場、植栽などの外構工事

契約前には、見積書の「一式」という表記だけで判断せず、含まれる工事内容を具体的に確認しましょう。

3、土地の条件によって増える費用

家づくりの総額を大きく左右するのが、その土地特有の条件です。
たとえば、古家付きの土地では解体費用が必要です。建物の構造や大きさ、アスベストの有無、道路からの作業のしやすさによって、解体費用は変わります。

そのほかにも、次のような追加工事が必要になる場合があります。

  • 地盤改良工事
  • 擁壁の新設や補修
  • 高低差のある土地の造成工事
  • 上下水道の引き直し
  • 境界確定や測量
  • 越境物の確認や撤去
  • セットバックに伴う整備

世田谷には、幅員の狭い道路に面した土地もあります。敷地によってはセットバックが必要となり、購入した土地のすべてを建築に使えないことがあります。
また、大型トラックやクレーンが入りにくい現場では、小型車への積み替え、資材の小運搬、交通誘導員などが必要となり、工事費や工期に影響することもあります。
土地を見るときは、広さや価格、駅からの距離だけではなく、「その土地に建てるために、どのような費用が必要になるか」まで調べることが重要です。

4、完成後から入居までに必要な費用

建物が完成したあとにも、暮らし始めるまでには費用がかかります。

  • 家具・家電の購入費
  • 引っ越し費用
  • 火災保険・地震保険
  • インターネットやテレビの工事費
  • 表札や物置、自転車置き場などの費用
  • 入居後に納める税金

新しい家に合わせて家具や家電を買い替える場合は、まとまった金額になりやすいため、最初から予算に含めておくと安心です。

 

なぜ予算オーバーが起こるの?

よくある原因の一つが、土地に予算をかけすぎてしまうことです。

希望のエリアで土地が見つかると、「この機会を逃したくない」と購入を急ぎたくなるものです。しかし、土地を購入したあとで建築条件を調べた結果、
解体や地盤改良、擁壁、セットバックなどに費用がかかり、建物に使える予算が少なくなってしまうケースがあります。
また、家づくりを進める中で、キッチンや浴室、床材、造作家具などの希望が増え、少しずつ金額が上がっていくこともあります。
一つひとつは小さな追加でも、積み重なると大きな予算オーバーにつながります。

 

予算オーバーを防ぐための4つのポイント

①最初に「入居までの総予算」を決める

土地と建物にかけられる金額ではなく、諸費用や外構、家具・家電まで含めた上限を決めます。住宅ローンで借りられる金額だけでなく、
無理なく返していける金額から考えることも大切です。

②土地と建物を同時に検討する

土地を購入する前に、工務店や設計者に現地を見てもらい、希望する建物が建てられるか、追加工事が必要かを確認しましょう。 
土地と建物を別々に進めるのではなく、敷地調査、間取り、概算費用を合わせて検討することで、総予算が見えやすくなります。

③見積もりに含まれる範囲を確認する

建築会社を比較するときは、提示された金額だけではなく、本体工事、付帯工事、設計費、申請費、外構費など、見積もりの範囲を
そろえて確認することが大切です。

④予備費を残しておく

地盤改良や追加工事、仕様変更など、計画段階では確定できない費用もあります。総予算をすべて使い切る計画にせず、
想定外の出費に備えた余裕を残しておきましょう。

まとめ

注文住宅の「本当の総予算」は、土地代と建物本体価格を足した金額だけではありません。
土地購入の諸費用、解体や地盤改良などの付帯工事、設計・申請費、外構、保険、家具・家電まで含めて考えることで、
完成直前になって慌てることのない、無理のない家づくりにつながります。

特に世田谷での家づくりは、道路の幅や敷地形状、高低差、法的な制限などによって、建築できる大きさや必要な工事が変わります。
サクラ工研では、土地をお持ちの方はもちろん、これから土地を探す方にも、建物と土地の費用を合わせた資金計画をご提案しています。

「この土地に希望の家が建つ?」「購入後に追加費用がかからないか心配」という方は、土地を契約する前に、ぜひ一度ご相談ください。

お問い合わせは、こちらから。

 

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