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私たちの家づくり~地下室のある住まい

こんにちは。福岡卓英です。

皆さんは、
「地上部分では面積が足りないので地下に部屋がほしい!」
「まわりに気兼ねなく、音楽の練習をしたい!」
「大音量で映画鑑賞ができるホームシアターがほしい!」

そんなご要望はございませんか?
本日は活用の場をひろげることができる、私たちの『地下室のある住まい』の作り方をご紹介致します。

 

①地下を掘っていく際に周りの地盤が崩れないよう山留め工事を行います。
  最初は穴を掘っていき、H鋼を打ち込んでいきます。

地下1

地下3地下2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②H鋼を打ち込んだらセメントを流し込み固定させます。

地下4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③上端はアングルを溶接して固定させます。

地下5

地下6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④地盤改良工事(柱状改良)が始まります。地盤調査の結果、この土地には地下3mに地下水が通っているため地盤は軟弱でした。地盤調査に基づき、地中にコンクリートの柱を作り摩擦によって建物を保持します。直径60cmの杭を92本打ち込みました。

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⑤地盤改良も終わり地下部分の基礎工事が始まります。

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⑥打ち込んだH鋼に横矢板を取り付け、廻りの土が崩れないように土留め工事を行います。

地下☆

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⑦掘削を終えたら、地中から湿気が上がってこないように防湿フィルムを張り捨てコンクリートを打設します。

地下12

 

 

 

 

 

 

 

 

⑧捨てコンクリートを打設したら鉄筋を配筋していきます。

地下☆☆☆

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⑨地下は通常の木造よりも強度を求められますので、鉄筋はダブルで組んでいきます。
壁とスラブの打ち継ぎから水が入らないように止水板で防水処理を施します。

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⑩地下部分の防水はタケイ工業株式会社の防水コンクリートを採用しています。
ミキサー車にタケイ防水2号液を入れて3分かき混ぜます。
(本当は1分で良いのですが念には念を入れて…)
これを入れることにより水和反応を促進し水和度を高め、セメント硬化体中の空隙を減少して、緻密なコンクリートになります。タケイ工業株式会社の防水コンクリートは実績も多く10年保障なので安心!

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⑪地下スラブのコンクリートを打設したら、次は壁の鉄筋工事が始まります。

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⑫ホールダウン金物の取付です。
SE構法では重要な部分になりますので、1mmの誤差も無いように施工致しました。
(施工誤差許容範囲は10mm以内です)

 

地下24地下25

 

 

 

 

 

 



 

 

⑬地下の内部です。
サポート(支柱)は地上のコンクリートがたわまないように支える重要な物であり、コンクリートの
強度が出るまで(コンクリート打設後28日間)サポートは取ることはできません。

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⑭コンクリートが満遍なく行きわたるように、下にいる職人さんが振動を与え続けます。

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⑮コンクリートを打設してから28日間経過するまで型枠や支柱を残しておきます。

⑯壁にはドレイナーパネル、床にはドースイライナーを設置。
これらは断熱材と湧水処理を兼ねた物です。
躯体にはタケイの防水コンクリートを採用して万全を期していますが、万が一、大地震により地下水の侵入があったとしても住戸内に水が入りません。

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⑰ドースイライナーの上に押さえコンクリートを打設していきます。

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⑱天井には断熱材を吹き付けています。

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⑲地下室は地上に比べて湿度が高くなりますので、調湿作用のある珪藻土を塗っていきます。

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⑳完成した住まいがこちらです。

DSC_9386 ドライエリア

 









 

※完成した住まいの詳しい詳細につきましては、こちらをご覧ください。

 

地下室は、土地の有効利用や遮音性能が高い空間づくり、振動を他の階に与えないなど、数々のメリットがございます。デメリットとして、壁に閉ざされた薄暗い部屋をイメージされてはおりませんか?

完成写真からもわかるように、外光がたっぷり降り注ぐドライエリアを設け、サッシの高さを高くすることで、地下でも光を取り入れることも可能です。

今回ご紹介させていただきました、地下一階地上二階のT様邸。

地下室には、光の差し込むリビング、音響を気にすることのないピアノの練習部屋、ゲストがリラックスできるような客室を設けました。

『子供達が以前よりピアノが好きになった』

『夏は涼しくて冷房もいらない』

『居心地がよく、気づくとみんなが地下に集まっている』

といったお言葉を頂戴いたしました。

陽があたり、音を気にすることのなく、自分らしい空間を造られてみてはいかがでしょうか?





















 

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